50歳前に精神疾患(双極性障害)となった会社員の悩み
私は現在48歳、大手企業に勤務してから20年以上経過している。
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有名大学卒でプライドもあり、将来は出世したいと思いながら日々深夜まで仕事をしてきた。係員から係長、課長補佐となり、順調にステップアップをしてきた。出世も同期10人の中では一番早く役職についていた。そのため、自分では客観的に見ても仕事が出来る方だと自負していた。私の会社では、2~3年毎に移動があり、仕事ができるとどんどん忙しく、調整が難し職場に異動する流れである。そして、そこでの仕事をうまくこなすと出世するといった流れだ。
年々そつなく仕事をこなしていた私は、45歳の時、会社の中で一番ハードと言われる群馬県の職場に異動になった。ここで仕事をこなせば次は、課長になれる。私は土日も含めて毎日深夜まで一生懸命おわりの見えない仕事をがんばっていた。しかし、人に仕事を振ることの苦手な私は、次第に体がおかしくなった。そして、その年の12月には精神疾患で入院するはめになってしまった。体が完全に壊れてしまったのだ。双極性障害という病名で、主な症状はおちつきがなく、頭が全く回らなくて日々どうしようもなかった。
それから1年、どうにかメールや文章が打てるまでは回復したが、再発への恐怖や仕事に復帰してこれまでやってきた業務を再開することに対して、不安しかない。かといって、50歳手前での転職は非常に厳しいといった話しか聞かない。しかも、精神疾患をいうハンディキャップを抱えてはさらに状況は厳しくなるだろう。このコラムを書きながらも、悩みのループが止まらない。